PMP(Project Management Professional)試験の目的
PMの専門知識を有していることを証明するために、NPO法人である米国プロジェクトマネジメント協会が資格認定を行うもので、法的な資格・免許ではありません。
受験者のプロジェクトマネジメントに関する経験・教育・知識を図り、プロフェッショナルとしての承認を目的として実施されます。
PMP有資格者数
2007年8月末現在において、全世界で247,698人、日本在住の方で20,462人がPMPの資格保有者となっています。
PMP試験合格率
日本国内におけるPMP認定試験の過去の合格率は60%程度となっています(2000年版対応試験)。
PMBOK®ガイド第3版対応の改定されたPMP試験の合格率は一定期間経過後に掲示されます。
試験の出題範囲
"A Guide to Project Management Body of Knowledge 3rd Edition"(PMBOKガイド第3版)が試験の資料として使われます。 PMBOK®ガイドの内容に加え、多様なプロジェクトマネジメント業務を対象とした問題が出題されます。
出題分野とその割合(以下の6つの分野から出題されます)

- プロジェクトの背景と立ち上げ・・・11%
- プロジェクトの計画・・・23%
- プロジェクトの実行・・・27%
- プロジェクトの監視コントロール・・・21%
- プロジェクトの終結・・・9%
- プロの責任と社会的責任・・・9%
- 出題数 200問(うち25問は、ダミーとして採点対象としない)
- 合格点 採点対象 175問のうち106問正解(61%)
- 試験時間 4時間(240分連続)
受験資格
受験資格としては、PMIの会員、非会員あるいは宗教、性別、障害等の有無を問われませんが、実務経験などの一定の条件を満たしていることが必要です。
受験資格
「条件1」:プロジェクトマネジメントの指揮・監督する立場での経験
プロジェクトを指揮・監督する立場で一定期間のプロジェクトマネジメントの経験があることが条件です。
- (1)高校卒業またはそれに相当する資格を有する方
- プロジェクト業務を指揮・監督する立場で、7,500時間の実務経験として60ヶ月(5年)以上必要です。
- (2)大学卒業またはそれに相当する資格をお持ちの方
- プロジェクト業務を指揮・監督する立場で、4,500時間の実務経験として36ヶ月(3年)以上必要です。
※受験条件となるプロジェクト業務は、試験申し込みから8年以内の業務に制限されています。
プロジェクトマネジメント経験の証明
試験申し込みの際には、プロジェクトマネジメント経験証明(Experience Verification Information)の提出が求められます。
申込者は、プロジェクト1件ごとに1様式へ記載します。
申込書に不備があった場合は差し戻しとなります。
PMIはプロジェクトを次のように定義している
プロジェクトとは、独自のプロダクト、サービス、所産を創造するために実施される有期性の業務である。
「条件2」:35時間の公式なプロジェクトマネジメントの研修の受講
「プロジェクトマネジメントに関する研修」の受講を証明する書類に基づいて申請します。
ただし履修内容に品質、スコープ、タイム、コスト、人的資源、コミュニケーション、リスク、調達、統合マネジメントの知識エリアが含まれていることが要求されます。
これは、プロジェクト・マネジャー養成講座14時間、PMP試験対策講座21時間を受講することによって条件を満たすことができます。
PMP取得後の資格維持のためのPDU獲得
PMP試験合格後、PMP資格保有者はその資格を維持するためにPDU(Professional Development Unit)、いわゆる活動単位や学習単位に相当、を3年間で60ポイント獲得する必要があります。
- 管理職に求められる能力とは
- プロジェクトマネジメントとは
- プロジェクトリーダーになるために
- 従来の研修との徹底比較

